「物には心がある。」田中忠三郎
決してお金では買えない執念のコレクション。
古民具を通じて、昔の人々が物に込めてきた思いを次世代に伝えたい。
青年時代の縄文土器発掘から始まった田中忠三郎の収集人生は、
物に向かっていたようで、実は、人であった。心であった。
その凄まじいまでの真っ直ぐな生き様みは、
常に揺らぐこと無く、深い思いやりと優しさが滲んでいる。
この書籍は今現在、購入できないことがわかりました。
筆者の自宅を訪れて、仏壇にお線香を差し上げる機会に恵まれました。
なんとラッキーなことだったでしょう。
その時私は全くもって何も知らずにツアーに同行しただけでした。
三内丸山遺跡へ行くという小さいツアーに。